2024年前半の朝ドラは、「虎に翼」です。主演は、子役時代から有名な伊藤沙莉さんということで、放送前から注目されていました。放送開始後は、幅広い層に視聴されている話題のドラマとなっています。「虎に翼」のモデルはどのような女性なのでしょうか。ドラマのあらすじや見どころと合わせてまとめました。
「虎に翼」モデルはどんな人か
「虎に翼」は実在の女性をモデルにしたドラマです。どのような方なのかまとめました。
「虎に翼」モデルは誰?
「虎に翼」のモデルは三淵嘉子さんで、日本で初めての女性弁護士3名のうちの一人です。1940年に弁護士となり活躍した後、女性初の判事、裁判所長を務められました。最初の夫は早くに亡くなったため、シングルマザーとして家庭と仕事を両立していたようです。
「虎に翼」モデルの経歴は?
三淵嘉子さんは高校卒業後、明治大学専門部女子部法科(のちの明治大学短期大学)に入学しました。その後明治大学に入学し、卒業しています。
三淵嘉子さんは女性が法曹界で活躍する道筋をつくった重要人物です。有名な功績は、原爆投下が国際法違反であると日本の裁判所で初めて明言したことや、女性初の家庭裁判所長として、少年少女の更生や育成に尽力したことなどが挙げられます。
「虎に翼」ドラマの解説
「虎に翼」のモデルは、三淵嘉子さんという実在する方ですが、ストーリーは三淵嘉子さんの功績を基につくられたフィクションです。どのようなドラマなのか、あらすじや見どころを解説します。
「虎に翼」あらすじ
「虎に翼」については、公式サイトでこのように発表がありました。
“日本初の女性弁護士で後に裁判官となった一人の女性。
彼女とその仲間たちは困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子どもや追いつめられた女性たちを救っていく――
情熱あふれる法曹たちの物語を極上のリーガルエンターテインメントとして贈ります。“
(引用:NHK)
三淵嘉子さんは実際にこどもや女性のために尽力していたようなので、事実に近い内容が描かれるのかもしれませんね。
「虎に翼」みどころ
ヒロインが周りを救うというストーリーは多く、2024年後半の朝ドラ『おむすび』 あらすじとも重なります。しかし、「虎に翼」のように事件を解決していくというのは、主人公の人生を辿るストーリーが多い朝ドラとしては異色かもしれません。事件や裁判など、サスペンスが好きな視聴者層も楽しめるのではないでしょうか。ヒロインがたくましく成長する姿だけでなく、事件解決の楽しみも味わえるドラマのようです。
「虎に翼」ヒロインの伊藤沙莉
伊藤沙莉さんは、子役時代から高い演技力で有名です。ハスキーボイスが特徴で、ドラマ「女王の教室」などが印象に残っているのではないでしょうか。また、お笑いコンビ「オズワルド」の伊藤俊介さんの妹ということもあり、トーク力の高さも話題です。
これから数々の番組で見られると期待していますが、NHKでは、紅白歌合戦の司会の出演もあるかもしれません。これまで、朝ドラ直後に紅白歌合戦の司会を務めた例として、「エール」の二階堂ふみさん、「らんまん」の浜辺美波さんが挙げられます。伊藤沙莉さんの出演があるのか楽しみです。
まとめ
「虎に翼」は主演の伊藤沙莉さんの活躍もあり、話題のドラマです。モデルとなった三淵嘉子さんは、明治大学を卒業後、女性の法曹界での活躍の道筋をつくりました。朝ドラ「虎に翼」はフィクションで、三淵嘉子さんの功績を基にしながらも、事件を解決する爽快感を味わえるドラマです。これまであまり朝ドラを見ていなかった方も、楽しめるかもしれませんね。