2025年4月から開催されている大阪万博の公式キャラクターは「ミャクミャク」。当初は戸惑ったかもしれませんが、今では「ミャクミャク様」と呼ばれ人気上昇中です。この記事では、これまでの万博のキャラクター歴代と、ミャクミャクの評判についてまとめました。
日本の万博キャラクター歴代一覧
日本の万博キャラクターを紹介します。
太陽の塔
1970年の大阪万博に公式キャラクターはいませんが、「太陽の塔」が大阪万博のシンボルとして有名です。岡本太郎氏を中心につくられた高さ70メートルの展示物で、一部が復元されて現在も一般公開されています。
オキちゃん
1975年の沖縄国際海洋博覧会のキャラクターはオキちゃん。ミナミバンドウイルカがモデルです。記念硬貨にも施されています。
貨幣史㉔
昭和50年の沖縄海洋博の記念硬貨は1億2000万枚発行され、日本の記念硬貨史上最多の発行枚数となった。
これは同年銘の100円硬貨の約1/3に迫る発行枚数。#貨幣史 pic.twitter.com/woZykEGhor— 貨幣研究所 (@coin_greatest) October 25, 2023
この万博ではイルカショーが開催され、その時のイルカの一匹が後に「オキちゃん」と名付けられました。そのため、「オキちゃん」というと本物のイルカを思い浮かべる人が多いようです。
コスモ星丸
1985年の国際科学技術博覧会(通称:つくば科学万博)のキャラクターは、コスモ星丸。
コスモ星丸のLINEスタンプとかあるんだ… pic.twitter.com/LbYaaKGcXw
— 上野尚人(たっぷりたらこ・イマイさん) uenotakato (@uen0) October 19, 2020
今でもつくばエキスポセンターにフォトスポットがあったり、LINEスタンプやガチャガチャなどの商品が売られたりすることがあるようです。丸くてかわいらしい姿は、現代まで人気が続くのも納得ですね。
花ずきんちゃん
1990年の国際花と緑の博覧会のキャラクター、花ずきんちゃん。
花ずきんちゃんのお披露目です🌸 pic.twitter.com/x5kuinbjOK
— 花博記念公園鶴見緑地【公式】 (@turumi_ryokuchi) November 21, 2020
公募で選ばれて手塚治虫さんが仕上げたキャラクターは、花の妖精がモチーフです。愛らしい姿は人気があり、たくさんのグッズが販売されました。
モリゾーとキッコロ
2005年は愛・地球博でおなじみの愛知万博が開催されました。このときの公式キャラクターはモリゾーとキッコロ。2匹は森の精です。
引用:中京テレビNEWS
20年前のキャラクターですが、癒し系の顔とモフモフ感は現代でも人気があります。
ミャクミャク
2025年現在開催されている大阪万博のキャラクターはミャクミャク。細胞と水からうまれた不思議な生き物で、斬新なキャラクターです。
赤と青の目立つ色合いと、円形の顔は、どのようなグッズにも合いますね。万博が終わっても人々の記憶に残るキャラクターだと思います。
万博のキャラクター歴代一覧
外国の万博のキャラクター歴代を一覧にしました。
20世紀の万博のキャラクター
万博が初めて開催されたのは1851年ですが、公式マスコットは1984年の万博が初めてです。
- シーモア・D・フェア(ニューオーリンズ国際河川博覧会)
- エキスポアーニー(バンクーバー国際交通博覧会)
- エキスポオズ(ブリスベン国際レジャー博覧会)
- クーロ(セビリア万国博覧会)
- ガット・クリストーフォロ(ジェノヴァ国際線と海の博覧会)
- クムドリ(大田国際博覧会)
- ジル(リスボン国際博覧会)
- トゥイプシー(ハノーヴァー万国博覧会)
21世紀の万博のキャラクター
21世紀になると、日本のモリゾーとキッコロのように、複数のキャラクターが公式キャラクターとなることも出てきました。
- フルービー(サラゴサ国際博覧会)
- 海宝(上海国際博覧会)
- ヨニ スニ(麗水国際博覧会)
- フーディー(ミラノ国際博覧会)
- ソール クワット モルディア(アスタナ国際博覧会)
- ラシッド ラティファ アリフ オプティ テラ(ドバイ国際博覧会)
「ミャクミャク」はひどい?
「ミャクミャク」はひどいと言われていましたが、見慣れてくると可愛く思え、今では人気です。ミャクミャク以外にも不思議なキャラクターはいます。例えば「フルービー」は水をモチーフにしているようですが、頭の形が独特です。
今ニュース見てたらミャクミャク様の隣にヤバいやついた。(ミャクミャク様も十分ヤバいけど)
調べたらフルービーっていうスペインの万博のマスコットらしい。
いや、こいつマブラヴでレーザー撃ってたろ… pic.twitter.com/XXOmqQjpLg— 雪見クレープ@お絵かき (@yukimip) March 31, 2025
「フーディー」は数種類の野菜類をモチーフにしていてカラフルですね。
RT @_Italia_jp ミラノ万博マスコットの『フーディー』が日本を訪問。万博をPR中。今日は東京タワー、浅草で!Mascotte Expo Milano 2015 Foody in Tokyo: Torre di Tokyo pic.twitter.com/eGl8vYZZA9
— ヨーロッパ旅行✈情報部 (@euro_tour) December 5, 2014
ただ、その中でも「ミャクミャク」は異様で、不気味にも見えるため、ひどいという声があがったようです。
まとめ
万博のキャラクター歴代を見てみると、やはり「ミャクミャク」は異色に見えます。ですが、見慣れるとかわいらしく思えてくるので、今では大人気です。一度見ると忘れられない姿なので、これからも人気キャラクターとして活躍し続けてほしいです。
