【この記事はこんな人にオススメ】
- 2022年の阪神タイガースを振り返りたい
- 2023年の阪神タイガースを展望したい
- 2023年の阪神タイガースのスタメン・オーダーを予想したい
- 2023年の阪神タイガースの補強ポイントを検討したい
- 2023年の阪神タイガース、新外国人がどこに入るかを考えたい
- 2023年は「アレ」したい
こんにちは、けいとさゆりの関西お出かけ情報局(@kei_sayuri_blog)です!
2022年の阪神タイガースは、なんとかシーズンを3位で終え、クライマックスシリーズに滑り込むことに成功しました。
クライマックスシリーズ・ファーストステージは、横浜相手に2勝1敗で勝利し、ファイナルステージへ臨んだのですが、今シーズンを通して見られた守備の乱れ・つながらない打線などの課題を改めて露呈しながら、ヤクルトに1勝もできずに敗退、今シーズンを終えることとなりました。
現在、阪神ファンの話題・関心は、一気に岡田新監督を迎え入れて行う、2023年のチーム編成に傾いています。
岡田新監督のもと、はじめて新生タイガースが動き出す安芸での秋季キャンプも終わり、2023年のスローガンも「A.R.E」に決まって、そしていよいよ始まる春のキャンプ。
今年の阪神タイガースの姿も、ついにしっかりとした形が見えてきたのではないでしょうか。
そうした情報も踏まえながら、本日は、そんな2023年の阪神タイガースのスタメンを、ずばり予想してみようと思います!
なお、本記事は、日々の阪神タイガースの動向を反映しながら、少しずつアップデートしています!ぜひ、定期的にご覧ください!
まずは2022年の振り返り
2023年の阪神タイガースを予想する前に、まずは2022年の阪神タイガースを簡単に振り返ってみようと思います。
2022年の阪神タイガースは、序盤こそ全く勝ちきれなかったものの、交流戦ごろから調子が上向き、一時は逆転首位をも伺えるような勢いを作り出していましたが、主力選手の疲れに伴う不調や、チームを襲った新型コロナウイルス感染症の影響もあって8月の通称「死のロード」シーズンに急失速。その後なんとか立て直し、かろうじてシーズン3位に潜り込むことができました。
結果としてAクラス入りを果たした阪神タイガースでしたが、多くの阪神ファンは、今年の戦いぶりに不安・不満を持たれたことでしょう。
そしてその不安・不満は、クライマックスシリーズ・ファイナルステージにおけるヤクルト戦において改めて露呈したものでした。
では、どのあたりに不安・不満があったのか。以下、見ていこうと思います。
複数守備位置制を敷いたことに伴う守備の乱れ
多くのメディアで指摘され、また岡田監督自身も課題意識を感じているのが、守備位置の複数ポジション制を積極活用したことに伴い、守備の乱れが生じたこと。
打撃・走塁面で活躍できる選手が複数ポジションを守れると、守備位置にとらわれることなく使いたい選手を起用できるようになるので、攻撃面では非常にメリットが大きいのですが、一方で1つのポジションにおいて割ける守備練習の時間は減少しますので、たとえばダブルプレーやバント処理のような、チームプレーにおいて詰めの甘さが生じがち。
実際、きわどいプレーのときにエラーをしたりアウトを取りきれなかったりで、ピンチを広げてしまう局面、今年2022年は特に強く印象に残っている方、多いのではないでしょうか。
また、複数ポジションで慣れない守備位置につかされることの心理的負担は大きく、そのことが打撃への悪影響を及ぼしていると指摘する向きもあります。
固執する選手起用
これは特定選手のファンにとっては耳の痛い話かもしれませんが、2022年の阪神タイガースは、状況の変化にかかわらず、特定の選手の起用に固執し、そのことが裏目に出る局面が非常に多かったように思います。
この話のときに真っ先に挙げられるのが、クローザー・岩崎。
彼は2022年、28セーブを挙げましたが、一方でクローザーとしては明らかに多い6敗を喫しており、球速があり三振を取れる湯浅やケラーの方が、より向いているとの指摘が、かねてからなされておりました。
岩崎自身、そうした指摘の声は耳に入っており、思うところもいろいろあったようですが、もともと岩崎は中継ぎエースとしての役割が求められていたところ、ケラーの思わぬ不調によって急遽クローザーへ転向した格好。
丁寧なピッチングで打たせて取る彼のスタイルは、最終回というよりも、試合の中盤、あるいは先発でこそ生きるというのは、メディアも含めて共通認識として確立されていましたが、それでも2022年は、基本的にはほぼすべての局面において、岩崎がクローザーとなっており、一部の不調時を除いて、これが徹底されておりました。
9回、広島打線を三者凡退に仕留めた #岩崎優 投手とグータッチをする #梅野隆太郎 捕手 pic.twitter.com/yiBS4nLpdL
— スポニチTIGERSフォト (@Sponichi_Tfoto) September 14, 2022
阪神・岩崎「信じてくれる人たちに応えないと」チームのためファンのため…残り試合に全力投球― スポニチ Sponichi Annex 野球 https://t.co/8cQDLSOLz3
— スポニチTIGERSフォト (@Sponichi_Tfoto) September 22, 2022
また、主力選手が新型コロナで欠場する8月、スタメンで出場し、大活躍をしていたロハス・ジュニア。
8回、ロハス選手、とどめの一発! pic.twitter.com/iI0RSBFNxc
— スポニチTIGERSフォト (@Sponichi_Tfoto) September 12, 2022
2022年は基本的に代打での活用が続いており、この活躍ができていれば主力復帰後もスタメンを張れるだろうと思っていましたが、主力の復活と共にふたたびベンチ要員に格下げ。
その後、再び代打で登場するのですが、代打では持ち味を発揮できず、再び調子を落としてしまいました。
おそらく、ロハス・ジュニアは、スタメンで複数回打席に立ち、守備をこなしながら試合勘を養っていくタイプのバッターで、それゆえスタメンでの起用が合っていたのだろうと多くの人が思ったのですが、それでも2022年は、そうした特性が分かってもなお、代打での起用に固執してしまったのです。
主力選手の好不調の波
加えて、2022年は特に、主力バッターに好不調の波が激しく、このことが後半戦における失速の原因となってしまいました。
とりわけ深刻だったのが、佐藤輝、大山の和製大砲コンビ。
佐藤輝は前半戦はかなりの活躍をしていましたが、後半戦になるにつれ、苦手の内角ストレートに苦しみ、そのことで調子を落としてしまいました。
そして、そうして調子を落とす中で4番から6番に降格し、代わって4番に昇格した大山も、4番になった前後から調子を落としてしまい、ホームランはおろか、なかなかヒットも出ないような状況に陥ってしまいました。
このように、4番に入った選手が、そのプレッシャーからか、調子を崩してしまったのです。2人とも、上半期にはかなりの活躍をしていた選手ですが、後半戦になって一気に調子を落としてしまう…。
このことによる得点力不足に、後半戦はかなり苦しんだのです。
課題を解決した2023年のスタメンオーダー予想
このように、2022年の阪神タイガースは、なんとか3位に潜り込めたものの、その内容には課題がたくさんあり、2023年には、ぜひその課題を解決しながら、より上位を目指してほしいと願うばかり。
そこで、今回、当サイトでは、こうした点を踏まえながら考えた、2023年のスタメンオーダーを、大予想してみようと思います!
1番:センター・近本
まず1番バッター。ここは2022年は基本的には中野で固定されていましたが、本来はより打率が高く、そして足もある近本の方がふさわしいと考えます。
近本は、2022年は3番で固定され、打撃に盗塁にと一定の実績を残しましたが、一方で打点が34と、3番打者としては明らかに少なかったです。
やはり本来は自分が点を取るというよりも、後続バッターの打点となるための起点となる使い方の方が合っているといえるでしょう。
「第51回 三井ゴールデン・グラブ賞」の受賞者が発表され、阪神タイガースからセントラル・リーグ【外野手】部門で #近本光司選手 が選ばれました。近本選手は昨年に続き、ゴールデン・グラブ賞2年連続2回目の受賞となります。
▼近本選手受賞コメントはこちらhttps://t.co/wnxr5VjqAR pic.twitter.com/mMbBYt0PcD— 阪神タイガース (@TigersDreamlink) November 14, 2022
2番:セカンド・中野
で、今年1番を打っていた中野は、近本の後を打つ2番の方がより適性があると考えます。
中野もまた俊足選手であり、近本と並べることで、近本出塁後のダブルプレーのリスクを軽減することもできますし、この2人がそろって塁に出ると、投手はプレッシャーを感じるので、クリーンナップのときに有利な展開が期待できます。
なお、中野については、セカンドへのコンバート説がほぼ確定の模様。侍ジャパンでは西武・源田の控えとしてショートでの起用となるようですが、阪神に戻ってきた後は、セカンドでの活躍が見られることになるでしょう。
阪神・中野「2番・二塁」内定&打率3割指令 岡田監督明言、近本と”アライバ”超えろ/デイリースポーツ online
3番:レフト・ノイジー
2022年の阪神タイガースにおいて、得点力不足の大きな原因となっていたのが、この3番。近本は出塁率、盗塁実績こそ優秀でしたが、なかなかここを起点にした得点がなかったことは、1番・近本の項でご説明したとおり。
ここは、1985年のバースのように、打力重視の外国人を3番に置くのが定石といえそうです。
2023年の新外国人としてメディアを賑わせているのが、前アスレチックスのノイジー。広角にパワフルな打球を飛ばせるバッティングと、内野も含めてさまざまなポジションをこなせる守備面での器用さが高く評価されています。
「サンズが一緒に夕食を取って日本の野球のいろんな話をレクチャーをしている。当然、映像を見ながらね。セ・リーグの主な投手を、ああやこうやと」
阪神駐米スカウト就任・サンズ氏のNPB塾早くも開講 新助っ人ノイジーに日本のあれこれ伝授― スポニチ Sponichi Annex 野球 https://t.co/YAw9B86pb5
— チャリコ遠藤🐺スポニチ虎番🐺にわかエヴェッサ番🏀 (@sponichi_endo) December 16, 2022
ポジションは、守備の負担が比較的軽い、レフトでの起用を基本に考えることになるでしょうか。
4番:ファースト・大山
今年、貴重な右の大砲でありながら、守備位置をコロコロ変えられ、なかなか本来のあるべき姿を見せてもらえなかった大山。
今年はバッティングでは5番を務めることが多かったですが、勝負強い打撃と、野球への誠実な姿勢は、まさに2023年の阪神タイガースの4番にふさわしいもの。
実際、岡田監督も、大山については4番での起用を明言しています。
【阪神】大山悠輔 岡田監督が4番明言で「シーズンが終わるまで緊張感を持っていきたい」|東スポWEB #hanshin #Tigers https://t.co/wJm3Yt3YWM
— 東スポ (@tospo_prores) January 28, 2023
また、守備位置についてはファーストに固定する方針が示されています。本来はファーストの選手で、その守備にも定評がありますので、さまざまな起用方法の末に、あるべき姿に落ち着いたと言えるでしょう。
5番:サード・佐藤輝
そして、こちらも阪神の4番でありながら、大山と同様に守備位置をコロコロ変えられていた佐藤輝。
6回、20号2ランを放った #佐藤輝明 選手! pic.twitter.com/h3Qa7FErry
— スポニチTIGERSフォト (@Sponichi_Tfoto) September 23, 2022
こちらは強肩であり、また走力も一定水準に達していますので、外野手適性があると考えられますが、より打撃に集中する観点からか、岡田監督はサードで固定する方針を示しています。
打順については、やはり不安定さを見せる面があることと、少し気楽に打った方が本人的にも良いだろうとのことで、現在は5番での起用が有力視されているようです。
【佐藤輝明、WBC侍Jメンバー外に】https://t.co/pPSrBeISBk
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) December 26, 2022
6番:ライト・島田
そして、大山と佐藤をそれぞれ一塁・三塁に固定することで浮いてくるのが、これまで佐藤輝が守っていることの多かったライト。
2022年に佐藤輝がサードを守っていたとき、多くは島田がライトについており、2023年もライトの本命は島田になるのではないかと見ています。
その走力や打撃センスには定評がある選手ですので、1〜2番の役割も果たせそうですが、近本を1番に置く前提だと、島田は6番あたりに来ることになるでしょうか。
7番:ショート・小幡
中野がセカンドにコンバートされることにより、ショートのポジションも浮いてきますが、実はこのコンバート、もともと守備重視の考え方をとる岡田監督が、守備に定評のある小幡をショートに置くことを前提に行うもの。
CSファーストステージ、最後の小幡の守備は見事でした。守備を重視し、手堅い野球を狙うのであれば、小幡がショート最有力になるのも納得の人選です。
8番:キャッチャー・梅野
実はキャッチャーの起用も、この2022年、かなり議論があったところです。
基本的には経験豊富な梅野がメインかな、と思っていたのですが、実際の起用はキャプテンマークをつけた坂本のことも多く、どちらにも一長一短がある中、どちらを起用すべきか論はかなり難しいものになっていました。
とはいえ、今の阪神は全体的に若手が多い状況ですので、グラウンド上の監督とも言えるキャッチャーは、やはりベテランの方が良いだろうということで、個人的には梅野を押す次第です。
1点差を守り切って笑顔でガッツポーズの #梅野隆太郎 捕手! pic.twitter.com/fVQPwXZfmp
— スポニチTIGERSフォト (@Sponichi_Tfoto) September 14, 2022
そして、岡田監督の思いもそうであったのか、梅野を正捕手として起用していく旨、表明されています。
【更改】阪神・梅野、現状維持の1億6000万円で更改 岡田監督の正捕手固定方針に「本当にうれしく思います」― スポニチ Sponichi Annex 野球 https://t.co/Q1wwjj2VFO
— 阪井 日向 スポーツニッポン 阪神担当 (@SponichiHinata) December 2, 2022
9番:ピッチャー
そして、9番・ピッチャーについては、こちらは野手陣とは別の視点で考察する必要がありますので、別記事を立てています。
選手のFAの動向はどうなっているのか、先発ローテーションはどうなるのか、中継ぎ・リリーフは…。
このあたりについても、しっかり解説しています。ぜひこちらの関連記事、ご覧くださいませ!
阪神タイガースの話ができる人と出会いたい…
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【まとめ】2022年の課題を乗り越え、2023年は猛虎復活を!
今回の記事では、2022年の阪神タイガースの課題を振り返りながら、2023年のスタメンについて、考えてみました。
今年の阪神、良かったときと悪かったときとの差が極端だったように思いますが、それゆえ、悪かったときの要因は、非常に分かりやすかったと思います。
なので、その「悪かったところ」を解決すれば、きっと阪神は、今年より強くなれるはず。
もとより投手力には定評のあるチーム。なので、野手陣をしっかり固めて得点力と守備力を上げれば、もっと安定して上位に食い込めるだけの地力は、間違いなくあるのです。
図らずも、2022年クライマックスシリーズのヤクルト戦は、こうした課題を改めて露呈しながら3連敗を喫しましたが、逆にいうと、このことで、乗り越えるべき課題さえ解決できれば、優勝・日本一を狙えるチームになっているということでもあります。
ぜひ今年2023年は、これらの課題を解決して、より強い猛虎になり、「アレ」できるよう、心から願っています!