今年の4月から「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに大阪万博が開催されました。日本の最先端技術の紹介や海外パビリオンもまだ謎に包まれていることが多いです。会場はとても広いので効率よく行くべきパビリオンを周りたいですよね。そんな大阪万博のパビリオンの中で人気の必ず行くべき場所を5選紹介しましょう。
そもそも万博とは何?
万博博覧会は地球の課題解決のための大きなイベントです。新しい技術が披露される場としても知られています。例えばエレベーターや電話、1970年の大阪万博で展示した歩く歩道は万博をきっかけに広まりました。そのため大阪万博開催期間中は新しい技術を見ようと多くの外国人観光客が日本に訪れることが予想されます。今年の大阪万博は1周約2キロにわたる大屋根リングがシンボルだと言えるでしょう。
大阪万博のパビリオン人気まとめ
大阪万博の注目されているパビリオンを人気順に紹介していきます。
フランス館
開幕初日から大きく注目されたのはフランス館なのではないでしょうか。アメリカ館の横にあるフランス館はピンクのリボンが垂れたデザインの外観です。「愛の讃歌」というテーマにぴったりの外観ですが、展示にもそんなテーマが顕著に現れているでしょう。中に入ってみると85個にものぼるルイ・ヴィトンのトランクやディオールの白い衣装など豪華な展示となっています。他にも期間限定ではありますがセリーヌやショーメの特別展示があり何度行っても飽きないパビリオンかもしれません。
アメリカ館
アメリカ館はLEDスクリーンが2つ設置された迫力ある外観が特徴です。アメリカ館の1番の見どころは「月の石」だといえるでしょう。1970年の大阪万博でも展示された1972年アポロ17号が地球に持ち帰った月の石は日本で55年ぶりの展示です。その他にもNASAロケット打ち上げの際の類似体験が出来たり、宇宙開発がメインの構成で作られました。
日本館
日本で行われた万博で絶対外せないのは日本館だという方は多いです。木の板が円環に並んだ外観で近くを歩くとほのかにヒノキの香りがするような温かいデザインに決まりました。「循環」がテーマの日本館は、プラントエリア、ファームエリア、ファクトリーエリアの大きく3つに分けて見ることができます。最近では藻類が環境問題解決の鍵になるとされ、わかりやすくキティちゃんを使って説明されています。
PASONA NATUREVERSE
PASONA NATUREVERSEではテレビでもよく話題にあがっている目玉展示は「動くips細胞」です。ips細胞で作られた人工心臓が培養液の中に入って展示されています。直径は3センチほどで鼓動するところも見ることができるでしょう。この人工心臓とともにips細胞から作られた心筋細胞シートも観察できます。弱った心臓にこのシートを貼るだけで鼓動を助ける効果があると発表されました。治験も行われており、実用化にますます期待が高まります。
オーストラリア館
大屋根リングの近くにあるオーストラリア館は環境保護を考える展示が多いです。ユーカリの香りに包まれた森や美しい魚たちが泳ぐグレートバリアリーフへの没入体験が待っています。パビリオンの前の屋台では食用のワニ肉が味わえるバーガーも販売されているでしょう。とてもわくわくする展示ばかりですが、比較的空いているパビリオンなので穴場スポットとしてぜひ行ってみてください。
まとめ
人気パビリオンと大阪万博パビリオンの人気や魅力について紹介しました。展示は全部で180以上もあり、効率的に周る必要があるでしょう。しかし、パビリオンでは視覚や実際に体験して地球の問題について学べるため子供も大人も楽しめると思います。ぜひ気になった方は調べてみてください。
