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神戸で住んではいけない地域はある?犯罪が多いエリアを徹底調査

神戸で住んではいけない地域はある?犯罪が多いエリアはどこ?高級住宅街も調査
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神戸といえば、兵庫県の県庁所在地で国内でも屈指の観光地として知られている街です。しかし、SNSなどでは神戸には住んではいけない地域があると言われているようですが、どこなのでしょうか。また、オシャレな街のイメージがある神戸ですが、犯罪が多い場所はどこなのか気になりますよね。そこで今回は、神戸で住んではいけない地域はあるのか、犯罪が多いエリアなどを調査していきたいと思います。

神戸で住んではいけない地域はある?

観光地としても有名で、オシャレなお店やマンション、戸建てが多くある神戸。しかしSNSによると、住んではいけない地域などがあるという噂があるようですね。SNSである人が「神戸はオシャレじゃないと住んではいけない気がする」という投稿をしたことがきっかけで、そういった噂が出てしまったと言われています。そのため、神戸で住んではいけない地域はあるという意見は治安などの問題ではなく、オシャレなイメージが強すぎて、気後れしてしまうという意味でした。その証拠に、神戸には多くのファミリー層が住んでいると言われていますね。

神戸で犯罪が多いエリアを徹底調査!

オシャレで住んで見たいという意見も多い神戸ですが、犯罪が多いエリアなどはあるのでしょうか。2023年にセキュリティ会社「ALSOK」が、兵庫県内で犯罪遭遇率が高いとされる街を発表しました。すると、治安の悪いエリアトップ3すべてが神戸にある地域という結果に。オシャレで住環境の良さそうなイメージがある神戸ですが、そんなに治安が悪いのでしょうか。トップ3にランクインしたエリアを徹底解説しましょう。

治安が悪いエリア第1位:神戸市中央区

治安が悪いエリア第1位は、神戸市中央区です。この街は繁華街や、神戸三宮駅という大きなターミナル駅があります。そのため利用客が多い上に外部から人が流れてくるエリアとなり、必然的に事件や犯罪が起きやすくなっているようです。しかし、このように栄えているエリアでは、他県でも事件などが起きやすい傾向にあるでしょう。そのため、神戸市中央区だけが特別危険というわけではないでしょう。

治安が悪いエリア第2位:神戸市兵庫区

神戸市兵庫区は、神戸市中央区に隣接している街です。神戸市兵庫区には大きな繁華街や大人向けのお店があり、多くの人が行き交う場所。そのため、痴漢やのぞき、盗撮などさまざまな事件が発生しているようです。また、神戸市兵庫区は下町情緒溢れる街でもあります。昔ながらのイメージがあるため「整備されておらず治安が悪いのではないか」という印象に繋がっているのかもしれませんね。

治安が悪いエリア第3位:神戸市長田区

神戸市長田区は、都心部にアクセスしやすい街として知られています。しかし、他県からの移住者が多いことや外国籍の人が多く住んでいることから、治安が悪いというイメージがあるようです。長田区の治安は、国内でも有数のコリアンタウンがあることも関係していると言われています。しかしスミカエ兵庫店によると、駅周辺は比較的安全で、落ち着いた雰囲気のあるエリアだそう。しかし、暗い通りに入ると危険であると警告されています。

実際に神戸で起きている犯罪は?

では、実際に神戸で起きている犯罪について見てみましょう。神戸の犯罪認知件数は、2022年の時点で10,618件でした。兵庫県全体の犯罪発生率は0.61%ですが、神戸になると0.70%に上がるため、県内の平均よりも高いことが分かります。兵庫県内でいうと、もっとも犯罪が起きているのは尼崎市、次いで姫路市、3位が神戸市だそうです。

参考サイト:GLOBAL BASE

兵庫県警察の発表によると、神戸で起きている犯罪の中で目立つのは自転車の盗難。垂水区や須磨区では、特殊詐欺も増えているようです。

神戸で住みやすい街はどこ?

神戸で治安が良く住みやすいといわれているエリアについて調べてみましょう。GLOBAL BASEのランキングによると、神戸には人気のエリアが複数あり、魅力や住みやすさもさまざまだそう。1人暮らしに向いているエリアや子育てしやすいエリアなど、住環境ごとに利点があります。特に住みやすいとされているエリアをご紹介しましょう。

神戸で住みやすい町第1位:西区

神戸の最西部に位置する西区は、穏やかな丘陵地帯が広がるエリアです。神戸市の中でもっとも子どもが多いエリアとして知られ、少子化が進む中でも若い子育て世代が多く住んでいるそうですよ。

参考サイト:All About

自然が豊かで観光農園や直売所が豊富にあるため、新鮮な自然の恵みを手軽に楽しめるのも、住みやすいポイントですね。西区は神戸のベッドタウンとして開発が進められてきたため、集合住宅や公共交通機関の整備が整っています。

神戸で住みやすい町第2位:垂水区

垂水区は瀬戸内海に面している区で、区内のほとんどが住宅地です。温暖でおだやかな海を感じられ、夜には明石海峡大橋が美しくライトアップされるのも魅力でしょう。海と山に囲まれた地形と温暖な気候が特徴で、さまざまな世代にとって住みやすいポイントが揃っています。海釣り公園や海水浴場つきの公園、健康用アスレチック施設など、住民の生活が豊かになる設備が整っています。垂水区では、2022年の犯罪発生率が神戸市の中で2番目に低く、治安の良さでも知られていますよ。

神戸で住みやすい町第3位:東灘区

東灘区は神戸市の東南部に位置している区です。人工島「六甲アイランド」があることでも知られていますね。三宮まで約7分、大阪まで約20分でアクセスできるのも住みやすさの理由で、高級住宅街に隣接しているのでオシャレな雰囲気を感じることもできます。また、六甲アイランドは外国人学校があるためよりインターナショナルな雰囲気も。有数の名門進学校「灘中学校・高等学校」があり、教育熱心な家庭にとっても住みやすいそうですよ。

神戸の高級住宅街はどこ?

神戸には住みやすい町や住んではいけない地域といわれる場所がありますが、同じくらい「高級住宅街」が有名ですよね。日本有数のセレブエリアが存在するので、気軽に引っ越しづらいと感じられる方もいるかもしれません。それではここから、神戸の高級住宅街についてご紹介していきます。それぞれ違った特徴や魅力を持っていますので、木になった街をストリートビューで散策するだけで楽しいですよ。神戸観光の際に通ってみても良いかもしれませんね!

エリア名特徴メリットデメリット
六麓荘町(ろくろくそうちょう)街の景観を守るため、地上2階建てまで、個人宅用の一戸建てのみなどルールが厳密に定められている自然と調和した街並み

電柱もないほどの美しい景観

町内会の入会金が高い(50万円ほど)

コンビニ、スーパー、商業施設が一切ない

住吉山手明治~昭和初期にかけて大阪の実業家や財閥が住んでいた街交通アクセスが良い

住宅街自体は閑静で住みやすい

教育環境が良い

100年以上再開発が行われていない

商業施設が少ない

坂道が多い

岡本おしゃれなカフェや雑貨屋が豊富にある交通アクセスが便利

文教地区としても有名で教育環境に定評がある

坂道が多い

人気エリアのため人が密集する

まとめ

今回は神戸で住んではいけない地域はあるのか、犯罪が多いエリアや住みやすい街などを紹介してきました。神戸で住んではいけない地域があるという噂は、オシャレすぎて気後れしてしまうという意味で使われたことが関係しているようですね。神戸には犯罪が多い町、住みやすい街、さまざまな評価がありますが、住む人の属性やライフスタイルによって住みやすさは違いますから、それぞれが安心できる街を見極めて引っ越すことが大切ですね!

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けい
関西お出かけ情報局の編集長であり、関西エリアの隠れた魅力を発信することに情熱を注いでいます。地元出身でありながらも、観光客目線でも楽しめるような情報発信を心がけています。趣味はカフェ巡りや最新エンタメ情報の収集!関西の新しいスポットや話題のイベントを誰よりも早くキャッチして皆様にお届けします。