【この記事はこんな人にオススメ】
- キャッシングスペースの評判・口コミを知りたい
- スペースの融資を受けるコツを教えてほしい
- スペースの枠内追加融資についての情報が欲しい
こんにちは、けいとさゆりの関西お出かけ情報局(@kei_sayuri_blog)です!
本日は、大阪・堺に拠点を構える消費者金融、スペース(キャッシングスペース)について、徹底解説させていただこうと思います。
このスペース、特に枠内追加融資についていろいろな話があります。そのあたりも、後でまとめてお話しいたします!
キャッシングスペースとは?
まず、キャッシングスペースについて、簡単にご紹介させていただきます。
キャッシングスペースは、会社としては「株式会社スペース」という名称なのですが、おそらく一般的な名称であるためか、電話などでは「キャッシングスペース」と名乗っています。
スペースは、2008年(平成20年)、大阪府堺市に設立された会社です。消費者金融業を主な事業としており、大阪府に登録のある、れっきとした正規の金融業者です。
ホームページを見てみると、やや古さを感じさせるデザインとなっており、スマートフォンにも対応していないなど、ここだけを見ると若干不安になります。
【限度額と金利】条件さえ揃えば大きな魅力!
ということで、まずはキャッシングスペース、基本的な融資スペックを見ていきましょう。
- 融資限度額:500万円
- 金利:5.0%〜18.0%
限度額は500万円とかなり高めに設定されています。また、金利については下限が5%、上限が18%と、決して悪くありません。
参考までに、主要な中堅消費者金融である、アローとセントラルの融資スペックは下記のとおり。
アロー | セントラル | |
融資限度額 | 200万円 | 300万円 |
金利 | 15.00%〜19.94% | 4.80%〜18.00% |
比較してみると、スペック面ではスペース、かなりいい線を行っていると言えます。
神金融と名高い審査!ただし融資まで長期間必要
そして、スペースについては、スペックのみならず、審査についてもかなり柔軟なことに定評があります。
この手の消費者金融でよくある「ブラックOK」は必ずしも明言しておりませんが、口コミでは自己破産・債務整理経験ありの人でも融資可決の事例が続出。
という人にとっては、非常に魅力的な金融業者であることは、間違いありません。
また、その審査枠も、貸金業法の総量規制の範囲内において、比較的多めに出る傾向があります。なお、その枠を設定するためにも、収入の情報は非常に重要で、
- 源泉徴収票
- 住民税課税証明
- 給与明細の写し
などの提出を求められ、これらを通じて確認がなされることになります。
また、総量規制は他の借入残高との関係においても決まってくるところがあるので、信用情報照会もなされます。
信用情報とは、
- 現在の借入件数、借入残高
- これまでの借入金の返済状況
- 過去の金融事故の状況
といった情報のことです。これらについては、申込時の自己申告もありますが、同時にスペースでも信用情報機関から情報を入手し、これらを突合して申込者の借入状況などをチェックしています。
なお、スペースが加盟する信用情報機関は、「株式会社日本信用情報機構(JICC)」です。このJICCは、主に消費者金融系の会社が加盟している組織になります。
審査は時間がかかり、聞き取りも長い
このように、審査が柔軟であることがウリのスペースですが、少し注意しないといけないことがあります。
それは、「審査期間がとにかく長い」こと。
セントラルやアルコシステムのように、即日〜数日の融資は望むべくもなく、申し込みを行ってから、1〜2週間程度は連絡が来ず、不安になるという声が非常に多いです。
このスペース、企業としては中小企業の部類に属するので、おそらく人手もそれほど多くなく、そして審査も機械化されていないでしょうから、どうしても審査に時間がかかってしまうのは、やむを得ないところでしょう。
そして、なんだかんだ待って、ようやく連絡が来たとなると、次に行われるのが、電話による詳細な聞き取りです。
この電話での聞き取りでは、申し込みの際に入力した情報に加えて、
- 融資を申し込んだ詳細な理由
- 家族の状況(同居家族のみならず実家も)
- 現在の仕事の詳細
- 月々のお金のやりくりの状況
- 自己破産など金融事故があった場合は、その経緯経過
などについて、長時間、非常に細かく聞かれることになります。その様子は、まるで就職活動の面接を思わせる雰囲気です。
プライバシーにかなり深く踏み込む電話を長時間するのも、なかなか大変です。また、環境を確保するのも一苦労かもしれません。
しかし、融資を受けるためには、ここを乗り切らないといけませんので、何とかして適切に対応するようにしましょう。
審査可決後はアナログな書類のやりとりを
このような審査のやりとりを経て、最終的に融資が可決されると、電話で連絡が来ます。この後、契約書などを郵送でやりとりすれば契約が成立します。
なお、この契約書、手書きでいろいろと書かないといけない上、押印箇所も多いなど、なかなか面倒です。
大手消費者金融ではこのあたりがシステム化され、スマホで処理が完結することも多い中、何とも言えない気持ちになりますが、このあたりは審査が「神金融」であることを踏まえ、理解するしかありません。
スペースの枠内追加融資はクセがすごい
さて、このようにスペースで融資を受けることは、時間がかかったり、書類のやりとりが面倒であったりするものの、審査自体は「神金融」の名に恥じぬ柔軟性がありますので、よほどのことが無い限り、一定の融資枠は確保しやすいものと考えられます。
ただ、スペースの興味深いところは、ここからなんです。
スペースの枠内追加融資、とにかくクセがすごい。
一度融資を受けたのち、借入枠の範囲内において追加融資を受けることは、他のカードローン・キャッシングと同様に可能なのですが、それが
- 電話による申し込みのみ
- 理由は不明だが断られることがある
という、非常に特殊なものとなっているのです。
追加融資は電話による申し込みのみ
まず、他のカードローン・キャッシングであれば、追加融資はアプリで申し込めたり、カードを使ってATMでお金を借りられたりするのですが、スペースについては、電話申し込みのみとなっています。
やりとりとしては非常にシンプルで、フリーダイヤルに電話して枠内融資を受けたい旨を伝え、融資金振込先の口座を伝えるのみ。
なお、基本的に資金の使途を聞かれることはありませんが、高額な融資を受ける場合は、資金使途を問われることもあるようです。
スペースは聞き取りのときの長時間電話の印象が強いので、電話をすることに少し抵抗を覚えるのですが、追加融資については1分程度でサッと話が終わるので、ここはそれほど身構えなくても大丈夫です。
追加融資が断られることがある
そして、スペースの最大の難しさはここ。
電話による枠内追加融資は、枠に余力があっても、断られることがある
これがスペースの利用者にとって非常に悩ましい問題となっています。
先ほどの電話をすると、オペレーターの方は
といって電話を切ります。
追加融資が問題なければ、特に電話もなく、基本的に当日…遅くとも翌日には融資金が振り込まれています。
しかし、この融資が断られる場合、当日の夕方くらいに電話がかかってきて、
というようなことを言われるのです。
この追加融資の可否は、まったく基準が明確ではないがゆえに、「枠があるにもかかわらず、必要なお金が必要なときに工面できない」となって、多くのスペースユーザーを困らせているのです。
枠内追加融資のポイント、あえて言えば…
そんな枠内追加融資の可否については、旧2ちゃんねる(現5ちゃんねる)の「借金生活板」において、さまざまな声が寄せられています。
おそらく、公式ホームページのトップの文言も、それを意識したものになっているのでしょう。
こういったさまざまな口コミを踏まえて、想像される追加融資のコツは…
- 月に2回の枠内融資は厳しい
- 高額の枠内融資は厳しい
- 25日以降の数日は、多くの人の返済金でキャッシュフローに余力が生まれて、審査が甘くなる
- 1度断られても、数日空けて再度申し込めば、融資されることもある
といったところです。もちろん、これは、スペースから公式に発表されたものではなく、あくまで利用者の声を総合的にまとめる中で推測される傾向でしかないのですが、何かの参考になれば幸いです。
追加融資が柔軟に受けられるところで借りたい人は…
このように、キャッシングスペースは、初回融資こそ時間さえかかって良ければ柔軟な審査でお金を借りられるのですが、それ以降の追加融資に確証がなく、困った時に安心して使えないという大きなデメリットがあります。
となると、ほかに
- 柔軟な審査
- 確実な追加融資
の2つを両立してくれる業者があれば、そちらへ申し込んだ方がベター、ということになります。
そのような業者、ちゃんとありますので、以下、ご紹介させていただきますね。
大手同様のサービスなのに審査は柔軟!セントラル
まず、当サイトでオススメをしているのが、中堅どころでありながら、そのサービス水準は大手カードローンと同等のものを実現している、セントラルです。
ローン用カードが発行され、セブン銀行のATMが利用できるなど、大手と同様のサービスが展開されているにもかかわらず、審査は中堅カードローンならではのきめ細かさな上、限度額の上限も300万円と高めにセットされており、特に金融事故などがない人であれば、高額融資も十分狙える業者です。
また一方で、金融事故がある人の申し込みも必ずしも拒んでいないのも、中堅カードローンならでは。
困ったときは、まず、このセントラルへ申し込んでみると良いでしょう。
よりやさしい審査を希望ならアローへ!
そして、審査の柔軟性と言う視点において、より魅力的なのが、アローです。
こちらは、セントラルには及ばない、上限額設定200万円ですが、その代わり、セントラル以上に柔軟な審査には定評があります。
「審査スペック的には自信が無いけど、高額融資が欲しい」という方は、ぜひこのアローへの申し込みをしてみてください。
【まとめ】追加融資が気まぐれな「神金融」
このように、今回、中堅キャッシング・スペースについて、融資までの流れや審査、また使い勝手などについてひととおり見ていきました。
スペースは、初回審査が非常に柔軟であること、またその割に基本スペックが良いことから、「神金融」と名高い会社ではありますが、一方で審査にかなりの期間がかかるなど、メリット・デメリットともに非常に大きな業者です。
また、追加融資が受けられるかどうかについて、明確な基準もなく、利用者目線で言えば「気まぐれ」に思えてしまうなど、融資後の使い勝手についても課題があるように思います。
初回審査の柔軟性は魅力ですが、同様の魅力を持つ業者はセントラルやアロー、アルコシステムなど、他にもあります。
個性的な業者ではありますが、特に新規申し込みに際しては、その個性が本当に受け入れられるかどうか、さまざまな業者と比較しながら、融資申し込みの検討をしていただくと良いでしょう。