【この記事はこんな人にオススメ】
- アローの評判・口コミを聞きたい
- アローの審査の流れを教えてほしい
- アローの審査は甘いのか厳しいのか知りたい
- アローの審査における在籍確認のやり方を教えてほしい
こんにちは、けいとさゆりの関西お出かけ情報局(@kei_sayuri_blog)です!
急に現金が入り用になったときに、頼れるのが中堅カードローン。本日は、そんな中堅カードローンのうち、アローをご紹介させていただきます。
この記事を通じて、アローの、
- 審査は甘いのか?厳しいのか?
- 審査の流れはどうなっているのか?
- 日常的な使い勝手はどうか?
- 増額融資はできるのか?
- デメリットはあるのか?
などについて、徹底的に解説させていただこうと思います!
アローとは、どんな会社なのか?
まず、アローについて、簡単にご紹介させていただきます。
アローは、2000年(平成12年)、愛知県名古屋市で設立された会社で、もともとは不動産業を営んでいたのですが、2010年に貸金業登録を行って、貸金業を開始。貸金業法に基づき、愛知県知事登録のある、正式な金融業者であって、決してヤミ金などではありません。
大手のような圧倒的な広告宣伝力がありませんので、その知名度は決して高くありませんが、大手にはない柔軟な審査スタイルで、高い評価を受けています。
アローについては、ホームページやカスタマーサービス体制を、大手並みにしっかりとさせている一方で、審査がかなり柔軟なことに定評があり、審査に不安を抱える人が真っ先に頼るべきキャッシングとして注目されているのです。
【限度額と金利】条件さえ揃えば大きな魅力!
まずはアローの、基本的な融資スペックです。
- 融資限度額:200万円
- 金利:15.00%〜19.94%
限度額は200万円と比較的高額に設定されている一方、金利の下限が15.00%と、率直に言って金利については少し高めです。
これらについて、スペックだけを見ると、セントラルに劣ります。
アロー | セントラル | |
融資限度額 | 200万円 | 300万円 |
金利 | 15.00%〜19.94% | 4.80%〜18.00% |
ただし、セントラルも、融資限度額や金利で好条件を引き出せるのは、ほんの一握り。現実問題として、実際にセントラルを利用しようとしている人が、この条件で借入をできるかというと、かなり難しいのではないかと思います。
ですので、アローとセントラルは、現実には見かけほどスペックで大きな差は無い、と見て良いでしょう。
【審査】ブラックでも対応可能な懐の深さ!
次に、多くの人が一番気になるであろう、アローの審査について。
こういったキャッシングについては、利用に当たっての審査が必要になります。その審査については、一般的に、
- 収入
- 属性・勤務状況
- 信用情報
などに基づいて進めていくことになります。
収入は、どれくらい融資できるのかを見極めるもっとも重要な情報です。
また、貸金業法に基づく、いわゆる「総量規制」に基づき、借入金額の総量が年収の1/3までに限定されるため、その枠を設定するためにも、収入の情報は非常に重要で、
- 源泉徴収票
- 住民税課税証明
- 給与明細の写し
などの提出を求められ、これらを通じて確認がなされることになります。
属性・勤務状況については、「勤続1年以内の方は申し込みができない」とされています。また、アローについては、24歳以下及び66歳以上の人が申込みできない旨も定められています。
Q: 年齢制限はありますか?
A: 年齢24歳以下及び66歳以上の方はご契約いただけません。
そして、信用情報について。
信用情報とは、要は
- 現在の借入件数、借入残高
- これまでの借入金の返済状況
- 過去の金融事故の状況
といった情報のことです。これらについては、申込時の自己申告もありますが、同時にアロー側でも信用情報機関から情報を入手し、これらを突合して申込者の借入状況などをチェックしています。
アローが加盟する信用情報機関は、「株式会社日本信用情報機構(JICC)」です。このJICCは、主に消費者金融系の会社が加盟している組織になります。
ブラックでも審査に通りたければ、申し込みに正確な記入を
さて、アローの審査の難易度は、果たしてどうなのか?
もちろん、審査基準などは一切公開されておらず、口コミや周辺情報などから推測するしかないわけなのですが…
ネットの口コミなどを見ると、アローについては、いわゆる「ブラック」の人でも審査に通ったという報告を、たくさん見かけます。
また、Webでの申し込みフォームを見てみても、「債務整理等の経歴」を申告させる項目があります。
これはつまり、
金融事故の存在はあり得るものという前提で審査をしている
ということを表しています。
つまり、他の大手金融機関や消費者金融のように、金融事故がある人…いわゆるブラックの人を門前払いすることなく、まずは話を聞いて、その上で融資の可否を判断しよう、という考え方に立っているわけなのです。
現実問題として、アローが主なターゲットにしている顧客は「大手消費者金融の審査に通らない人」ですので、ブラックだからといって申し込みに臆する必要は全くありません。
こういった、ブラックでも融資対象になるような金融機関の審査で必要なのは、
- 過去の金融事故歴を正確に報告すること
- 過去はともかく、現在の返済能力に不安はないこと
この2点です。
金融事故歴がある人…いわゆるブラックの人は、先ほどの「他社お借り入れ状況」中、「債務整理等の履歴」について、自由記述欄で正確に説明を行ってください。
そして、現在の収入や借入金の残高などを通じて、現在の返済能力に不安がないことを、アローの審査担当者が分かるようにしておきましょう。
聞き取りの電話…長いけど、誠実に対応を
さて、申込みを行った後ですが、まずは機械的な受付メールが来たのちに、
- 可決(審査通過)の場合、メール+電話で通知
- 否決(審査不合格)の場合、メールのみで通知
という流れで進んでいくことになります。否決の場合は、メール一本で終わってしまいますが、可決の場合、アローから電話がかかってきます。見慣れない番号から着信があると思いますが、見逃さないようにしましょう。
この電話では、Web等から申し込んだ際の記載事項について、詳細な内容確認が行われます。
あらかじめ申し上げておきますが、この聞き取り、15分〜30分程度と、結構長くかかります。また、話もプライベートの核心に触れるようなところに踏み込んでいきますので、落ち着いて話せる環境で対応するようにしましょう。
聞かれる内容は、序盤は、申し込みフォームに記載した内容を再確認するような感じで進んでいきます。
「そんなん、あらかじめ書いたとおりやん」と思われるかもしれませんが、口頭でのやりとりを通じて、記載内容の正確性や、何より本人が誠実かどうかの人柄を見たりしていますので、イラ立ったりせず、丁寧に対応しましょう。
そして、話が核心に入るのが、「債務整理等の経歴」に、何かしらの記入を行った人の場合。こういう方は、
- どういう経過で債務が膨らんだのか
- なぜ債務整理に至ったのか
- 債務整理後の現状はどうか
などについて、結構細かく聞かれることになります。
この手の話は、本人にとっては「黒歴史」になっていることが多いので、あまり積極的に話したくはないでしょうが、アローは信用情報照会を通じて、ある程度の情報は持っておりますので、回答を拒否したりウソをついたりしても、すぐバレてしまいます。
誠実に、そして正確に答えてください。
審査時の在籍確認は融通が利く!
こういった電話での聞き取りが終わった後、勤務先への在籍確認が行われることになります。
この在籍確認、一応、会社名を名乗ることなく、個人名で行ってくれることになっており、「個人名なので職場の人にバレる心配はありません」というふうに言われています。
でも、職場やご本人の立場によっては「個人名で電話がかかってくるだけで十分怪しい」とか、「分かる人には分かってしまう」ということで、これすら抵抗のある人、多いのではないでしょうか。
アローの在籍確認については、職場に電話をかける前に本人に連絡がありますので、そのときに、どのような形で在籍確認を行えば良いか、丁寧に打合せをしておきましょう。
たとえば、ここで「役職付きで呼んでほしい」などのリクエストをして、少しでも在籍確認電話特有の怪しさを減らすよう、オーダーすることが可能になるんです。
この在籍確認が終われば、審査は終了です。あとは必要書類を、スマホのアプリで送れば、郵送書類なしで、手続きが完了します。家族バレを避けたい人にとっては、「郵送書類なし」は非常に大きいと思いますので、ぜひアプリで書類を送付するようにしましょう。
【審査スピード】中堅にしては速いが即日融資は少し厳しいかも?
急に現金が必要になったときなど、できるだけ審査はスピーディーに行ってもらえると、大変ありがたいですよね。
アローは、ホームページで「最短45分で審査完了」と謳っています。
…が、現実問題として、この「最短45分」で審査が完了した話は、およそ聞いたことがありません。
アローへの申し込みを行う人は、やはり何らかの「訳あり」な人が多いですから、審査がそんなにスッと終わることは考えづらいです。
アローで融資を受ける場合、当日〜翌日に入金を受けることは望み薄です。融資まで、数日〜1週間程度は見ておいた方が良いでしょう。
このあたり、セントラルは即日こそ困難なものの、多くの場合翌日には融資が受けられるので、スピード感ではセントラルの方に強みがあるかもしれません。
【使い勝手】スマホで会員マイページが使える!
次に、無事にアローで融資を受けた後の、使い勝手を見ていきます。
アローは、大手キャッシングやセントラルのような、キャッシング用のカードはありません。
その代わり、アローは、ウェブの「会員マイページ」で、借入状況や返済の確認ができるほか、限度額の範囲内で追加の融資を申し込むことができます。
最近はオリックス・クレジットの「オリックスマネー」もカードレスになっていたりと、カードレスで管理するのが主流になっていますので、アローは中堅どころの中ではかなり先を行っている方だと言えそうです。
新規は神審査だけど、増額融資は厳しいかも…
アロー、新規融資を受けた後、状況の変化で、もう少し多めに融資を受けたいな、と思うことが出てくるかと思います。
この場合、アローのホームページ中「限度額増額・再利用のお申込み」から増額審査を申し込むことができます。
ただし、この増額審査、新規入会時よりも厳しく見られているようで、ある程度の利用実績を積んでいても、なかなか増額審査に通ることはないようです。
このあたりは、中堅どころのカードローンでは割とよくある話なので、セントラルやフタバ、アルコシステムなど、他の中堅カードローンを新規で申し込んだ方が良いかもしれません。
【まとめ】柔軟な審査基準とスマホ対応が魅力!
このように、今回、中堅キャッシング・アローについて、融資までの流れや審査、また使い勝手などについてひととおり見ていきました。
アローは、ブラックですら積極的に融資を行うなど、「神金融」と言われるほどの審査基準と、中堅では珍しいスマホでの会員ページ対応という、非常に魅力的な金融業者です。
融資に少し時間がかかったり、審査での聞き取りが長時間に及んだりと、借り入れるまでに多少の手間はかかってしまいますが、その分、柔軟に融資をしてもらえるなど、アローを積極的に使うメリットは十分です。
ライバル・セントラルと比べると少し劣るところもありますが、それを補って余りある、セントラル以上にやさしい融資スタイル。
現金が入り用で困ったときは、ぜひアローに申し込みましょう!